2007年12月8日土曜日

金曜日の授業:複素解析学I

解析関数の話の続き.解析関数の零点.有理型関数を導入し,除去可能特異点とか,有理型関数の極と位数を定義.ある領域の上の有理型関数の全体がC上の拡大体になることなど.最後の主張の証明は省いて(教科書に書いてあるので),複素変数の三角関数,双曲線関数を導入.少しだけ具体例を計算.

例によって後半駆け足になった.複素変数の対数関数やべき根関数は次回以降.来週は出張,その次の週は中間試験.ということは次の講義は年明けか.

テキストに指定しているのは,高橋礼司「新版 複素解析」,東大出版会.

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