Lemniscateというのは、二定点からの距離の積が一定である点の軌跡として定義される閉曲線。たとえば、Weisstein, Eric W. "Lemniscate." From MathWorld--A Wolfram Web Resource, など参照されたい。
前年1796年3月30日起床するときに円の幾何的な17等分法を思いついたというのは有名な話。それから約1年で、当時20才の青年Gaussは楕円関数の端緒に到達していたわけだ。しかしGaussはこの仕事を公刊することはついに無く、ガウス 整数論 (数学史叢書)
この辺の話は、先日の記事でも触れた、近世数学史談・数学雑談
3/21は勤務先の数学科の卒業謝恩会があり、一言挨拶を求められて上のような史実を紹介した。このようにめでたい日に卒業できる皆さんは幸せです、というようなことを述べたが、どのくらい通じたか不明。
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