2008年2月20日水曜日

パソコンとバックアップ

職場のノートPCに,外付けハードディスクを増設.LogitecのIEEE1394&USB2.0 HDD 500GB LHD-ED500FU2という製品.型番から分かるように,容量は500GB. 7200rpmの流体軸受けHDD.
インターフェースはUSB2.0/1.1のみならず,IEEE1394, いわゆるFirewireも付いている.
稼働中はファンの風切り音やハードディスクからの音が少し気になる.
一定時間アクセスがないと,ディスクが停止する機能がある.が,停止後再アクセスした際に使えるようになるまでの時間が少々長い(数分?)上に,Windowsの反応も大変悪くなる.
この機能は,私の環境では使わない方がいいかもしれない.



IEEE1394(メーカや状況に応じて,Firewireとか,iLinkとか名前が違うが)が,いささか影が薄れてきたというのは,この規格の隠れ信奉者ならみな言うところ.
少し前の「元麻布春男の週刊PCホットライン」でもその話題が取り上げられていた.ノートPCには4pinの端子が大抵ついているが,デスクトップPCだと珍しい.
AppleのMacには必ず付いていたのだが,先日発表されたMacBook Airでは省略されてしまった(もっともこの製品はethernetの端子すら省いている).

外部接続機器でも,サポートしているものは減ってきているように思う.
IEEE1394は,もともとSCSIの後継として開発された.USBに無い特徴として,デイジーチェーン接続(機器を直列に繋いでいく)ことができる.
http://ja.wikipedia.org/wiki/IEEE_1394
今回も,既存の外付けハードディスク(これもLogitecの製品で,IEEE1394端子が付いている)に,上記のハートディスクを直列に繋いでいる.

ついで,ノートPCの内蔵ハードディスクの内容を,新しいハードディスクにフルバックアップ.バックアップには,Acronis TrueImage 10.0 Homeを使っている.(現行製品はAcronis True Image 11 Home).
競合製品と比較して選んだわけではないが,バックアップしたイメージをマウントしてexplorerからシームレスに見られるなど,使い勝手には満足している.
ハードディスクのクラッシュは,遅かれ早かれ必ず来る.この事態を想定して,週に一回,定期的にバックアップを取っている.
Acronis TrueImageでは増分バックアップが取れるので,一度フルバックアップを取れば,後は比較的短時間で(私の環境だと30分前後),前回からの変更分のみバックアップできる.



PCを買うときには,本体だけではなくて,バックアップに必要な環境・機器類を合わせて揃えるのが必須.
外付けにしろ内蔵にしろ,ハードディスクを余分に用意し,定期的・機械的にバックアップをとる仕組みを整えるべし.
(さらに,バックアップを書き戻す手順も確認しておくべし.いざディスククラッシュが起きたとなると,多少なりとも動揺するので).

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