2008年10月20日月曜日

原稿提出、4年生ゼミ

10/20締め切りの原稿が一つあり、週末から本日に掛けて仕上げをして、夕方提出。講演予稿なので、引き続き講演の準備に移る。

午後は4年生ゼミ。体の拡大とGalois理論の節だが、やはり難しい模様。有理数体の代数閉包の部分体に話を限っているので、分離性などは考慮しなくて良いなど、状況は単純化されている。しかし、難しい点が二点あって、すなわち
  • 体の自己同型群というものが想像しずらい
  • 多項式環の剰余環としての体と、有理数体の代数閉包の部分体の区別と同一視
といった辺りが障害になっているように思われる。自分が勉強したときもそうだった。

どうやって腑に落ちたかというのを思い出そうとする。が、時間が経つうちに自然なことに思えてきた、というどうしようもない結論。

0 件のコメント: