2008年11月16日日曜日

円分体の最大実部分体の類数

導手がlm乗である円分体の最大実部分体の類数をh^+(m)と書くことにすると,ほとんどすべてのl, mについて,h^+(m+1)/h^+(m)=1ではないかという予想(希望?)がある.

これについて,heuristicな議論をしている論文,J.Buhler, C. Pomerance, L. Robertson, heuristics for class numbers of prime-power real cyclotomic fields, Fields Inst. Commun., 41 (2004), 149--157を仙台滞在中に教わったので,メモ.リンクはGoogle booksで,先ほど試したら全文が見られた.ダウンロードできるわけでは勿論ないが…….

(11/20追記:C. Pomeranceのweb pageからダウンロードできる.)

仙台滞在中は,Google booksやオンラインジャーナル,著者らが公開しているプレプリントなどで,大分文献が参照できた.インターネットのありがたさである.

Amazon.co.jpでは書影が違っているので,指摘した.



1 件のコメント:

i.k. さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。