2008年11月21日金曜日

木曜日はセミナ:形式群

定例の隣町セミナ。今回はある種の楕円曲線に付随する二つの形式群の同型に関する講演。登場する対象が具体的で(形式的冪級数)、聞くたびに巧妙な構成に感銘を受ける。不思議なものである。

Buhler, Pomerance, Robertsonの論文(11/16のエントリで触れている)については、知っている人は知っているという事らしかった。実は、その後の調査で、私用の論文コピー整理箱からもコピーを一部発見した。ありがちな話ではありますが。

帰りの高速バスを待つ数分のうちに、書店で、バッキンガム、クリフトン共著「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」を購入。車中でざっと目を通す。個々人の特性を、34の「強み」(例えば、「アレンジ」、「運命思考」、「回復志向」、「学習欲」等)で代表させ、それを伸ばしていこう、という主張。表紙の裏面に、「強み」を発見するためのwebソフトのIDが掲載されている。

それなりに面白いのだが、もう少し簡潔にも出来そうな本である。


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