昼食を挟んで,午後はB4ゼミ.青木先生のテキストで,類数$1$の虚2次体と素数生成多項式の話など.関連して,ウラムの螺旋の話をする. 原点に例えば$11$を書いて,上に $12$, 左に $13$, 下に $14$, ...と螺旋状に数字を書いていくと,$f_{11}(x) = x^2+x+11$ の $x=0, 1, 2, \dots$ 代入した時にあらわれる素数 $11, 13, 17, 23, \dots$ が対角線上にあらわれる,というお話である.
ウラムの螺旋については,結城浩さんの「数学ガールの秘密のノート/整数で遊ぼう」の2章でも触れられている.
(よく知られているのは,原点に$0$ または $1$ を書いて,らせん状に数字を書き並べていくと,傾き $1$ または $-1$ の直線上に素数がたくさん乗っていて面白い,というものだが,上のような描きかたでも面白い).
いろいろと派生する話があって面白いのだが,それはいずれ稿をあらためて.
青木 昇
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結城 浩
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