年明け早々の授業は、火曜日の洋書購読と、水曜日の数値解析学.洋書購読のほうは淡々と進む.ようやくquantifierなどが出てきて、所謂一階の述語論理だろう.アメリカの教科書らしく、簡単なことでも冗長を厭わず一通りかいてある.演習問題も沢山出ていて,ゼミ形式で全部やると些か過剰かもしれない.
数値解析学は数値積分の章に入る.台形則など.テキストは相変わらず「理工系の基礎数学 (8) 数値計算」.参考文献として(むしろアンチョコとして)「ニューメリカルレシピ・イン・シー 日本語版―C言語による数値計算のレシピ」も使用中.
教科書では,話題が絞ってあり,またすべての導出の過程を述べずに結果だけの事も多い.お陰でテキストが読みやすくなる利点はあるのだが,詳細を知りたいときには,どの参考文献の何処を見れば良いのかが書いてあるともっと良かった.大抵,ニューメリカルレシピに出ているのだが.
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