2013年10月24日木曜日

しばしじっと

雨の日は市電が混む.出勤するや,ちょっとおどろきの事態が出来した.しばしじっと考える.思いがけない出来事からも,学ぶべき事は学ぼう.

学内某所で書き物をして,昼食.頂き物のコーヒーを淹れる.

コップの上に立てて淹れるドリップコーヒーではなく,不織布の四角錐に,挽いた豆の粉が入っているものである.ティーバッグだとよくあるが,コーヒーである.

最初に僅かにお湯を注いで,20から30秒蒸らすのだが,その時点で別のことに気をとられて10分ほど放置してしまった.

思い出してから,お湯を注いで,バッグを上下する.ティーバッグのようには沈まず,むしろお湯に浮いてしまう.なので,ティーバッグなら糸の部分が,こちらは厚紙のような素材になっていて,お湯に沈めやすいようになっている.

しかしやはり,薄めに入ってしまうようだ.そういうものだと思えば,これはこれでおいしい.

午後も,書き物と,メールのやりとりでの打ち合わせ,そして顔を合わせての打ち合わせ,と平穏に過ぎていくのだった.

ここ数日,行き帰りの電車で読んでいた,岡田尊司「うつと気分障害」を読了.実際に読んでいたのは,Sony Reader版.いわゆる「うつ」だけではなく,双極性障害も含めて,気分障害全般について,わりとテクニカルなこと(原因や治療,投薬について)まで説明されている.

精神医学関係の本を読み出したのは高校生の頃である.ある種の疾患にかかった患者は,その病識がない(自分がその病気にかかっているとは思っていない)という半端な知識を仕入れた.と言うことは,先回りして色々な症状を知っておけば,自分がその病気に万が一かかったとしても,自ら診断することで病識を得て,よって対偶により,その種の病気には罹患しない,と結論したからである.



うつと気分障害
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