恒例の隣町セミナ.今回は,慶○大学の博士課程の方の講演.
会場入りの前に時間調整のために立ち寄る書店が,今月一杯で閉店(リンクは北國新聞)との貼紙をみて愕然.市中心部の書店が減って,郊外の大店舗ばかりになっていく傾向が金沢でも如実に伺われる.
講演は,古典的なStickelbergerの定理を広く拡張して,Abel体や総実代数体上AbelなCM体までカバーする結果.大変興味深く拝聴.岩澤主予想が,p部分のχ成分毎に類群を記述するのに対し,Stickelberger型の定理は全体を(実際はp部分だが)大域的に記述していると言う指摘に,なるほど,と思った.
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