のHasse-Weil 函数が,Hecke 函数に一致すること(Deuring-Weil)を見た.今回は更に,これらがあるモジュラー形式の函数である事を見る.
特に, つまりの場合を考えると,対応するHecke指標は,がの上にある素イデアルなら, それ以外の場合は, , , となる.このときに対応するモジュラー形式は,重み, レベルのテータ級数(CMモジュラー形式)
但し, はのでないイデアルを走り,また, は, を走る.
更に,このモジュラー形式は,函数
により,
と表示される.(重み2, レベル32のカスプ形式の空間が1次元である事から).
すると,考えている楕円曲線の(は素数)は,のの係数に等しかったので,最終的に上の式の右辺を展開した係数に等しいことがわかる.Jacobsthal和が,そしての解が,上のような無限積の係数と関係付くのは大変ふしぎなことである.
参考文献は,D. Zagier, Elliptic Modular Forms and Their Appliation, in The 1-2-3 of Modular Forms, The 1-2-3 of Modular Forms: Lectures at a Summer School in Nordfjordeid, Norway (Universitext)
§6.4, 並びに,橋本喜一朗先生の連載記事「数のジャングル・数論の迷宮」第15回「森の広場(スクエア):素数たちの饗宴(2)」,数学セミナー 2010年 09月号 [雑誌]
,である.
0 件のコメント:
コメントを投稿