初回なので,教務的なことを少し解説した.そして本題に入るのだが,教科書が矢線ベクトルと幾何ベクトルの解説から始まっていたりして,解説に少しく時間を取られる.
春休みの間に読んでいた,Walter Lewin「これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義
「マクスウェルの方程式4つ全部を初めてこんなふうに目の当たりにし,その完全さ,美しさ,そして互いに語り合う様を鑑賞する機会は,きみたちの人生でたった一度,これっきりだろう.決してもう訪れないだろう.そして,君たちはもう以前と同じにはなれないだろう」(同書,位置6045~)
と語りかけるらしい.そして,お祝いに水仙の花を1本ずつ学生らに手渡すそうだ.線型代数の講義で真似をするなら,何を映し出せば良いだろうか.しかも前期なので,まだ一次方程式の解法や行列式を扱うのみである.行列式の多重線形性とか……?
文藝春秋 (2013-02-01)
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