2013年4月27日土曜日

デューラー展の図録

段ボール遊園地の催しに出かけて子供らを遊ばせる.それなりの人出で,段ボールの遊具で自由に遊べる場所には,ちびっこがわんさかいて,比喩でなく頭痛がしてくるのだった.

その後は家族とは別行動で,コーヒー豆を調達したり,古本屋に寄ったり.初めて入ったところで,棚から棚へと横歩きして楽しむ.そういえばこの本持っていたはずだけど,最近見ないな,どこやったかな,などと思うのは古書店ならでは.結局,デューラーの図録を購入.

ISBNもついておらず,展覧会の図録とは思った.帰りの車中で眺めているうちにふと気がついて確認すると,1992年に国内を巡回したデューラー展のもので,つくばに来たときに足を運んだのだった.

そのときは,16世紀の版画が20世紀の日本で見られるなんて,不思議だなぁ,という感慨を持ったものだが,更に20年程が経過して,そのとき買わなかった図録を手にするとは,本当に面白いものである.


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