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2015年1月1日木曜日

2015年

新年のご挨拶を申し上げます.皆様のご多幸を祈念致します.

さてこのblogも昨年は更新頻度が落ち大いに反省するところであります. 今年の目標(の1つ)に,もう少しこちらに投稿することを掲げたいと思います(なんとなく横須賀方面をうかがいながら).

年末年始のリビングでは,Google Chromecast ( クロームキャスト ) Wi-Fi経由 テレビ接続 ストリーミング / HDMI / 802.11b/g/n / 1080p ) GA3A00035A16が活躍していました.自然とYoutubeやGoogle Playの動画配信を見ているので,まんまと術中にはまっている感じです.それを操る端末はChromebookだし…….あ,Chromebookは大変快適に使っています.13インチの端末を買い足そうかと考えているくらいです(なんとなく仙台方面をうかがいながら).

Chromecastは,テレビのHDMI端子に差し込んで,それ自身がWiFiでネットワークに繋がる小型の端末です.同じネットワーク内にあるパソコンやスマートフォンから,何を映すか指示すると(例えばYoutubeのこの動画,といふうに),Chromecast自身が動画のストリーミングを受けて表示します.パソコンからChromecastに転送されるわけではありません.

一方で,WebブラウザのChromeを使っていれば,その拡張をインストールしておくと,任意のウェブ,さらにはそのパソコンのデスクトップをChrromecast越しにテレビに映すこともできます.デジカメの写真とか,SNSの投稿などを家族と見るのにも便利です.

おかげで,「妖怪ウォッチ」をだいぶ見ました…….

2014年10月19日日曜日

Chromebook Acer C720

自宅で使っているラップトップがいい加減古くなってきて,更新を検討していた.思い立った時にすぐに使える,という点を重視して機種選定する.

タブレット端末は気軽に使えるが,少し長い文章の入力をしようとすると,ソフトウェアキーボードでは辛くなってくる.Bluetoothのキーボードも考えられるが,今回はChromebookを選択した.

Chromebookとはなにか,はGoogleの当該ページに譲るとして,実際にはLinuxの最小限の構成の上に,ウェブブラウザのChromeを導入し,殆どのことをウェブ越しに行うというものである.

実際に使い始めてみると,箱から出して,問われるがままに無線LANの設定と言語の設定くらいをすると,Googleのアカウントでログインしてすぐに使い始められる.箱から出して10分とかかっていない.

しかも,Chromeに導入している機能拡張などもネットワーク越しに反映され,普段使っているのと同じ環境がすぐに使えるようになる.

一昔前のネットブックのように,非力なパソコンを無理して使うというものでもなく,今回購入したAcer C720のCPUはHaswell世代のCPUで,使っていて十分と感じる.SSDは32GBのものにしたが,16GBでも良かったかもしれない.

一言で言うと,非常に手軽である.

一方で,例えばMicrosoft Word, Excelのたぐいは導入できない.開発環境なども原則としてはない.いずれも,クラウドでの代替サービスを使うことになる.私はSageやpari, TeXを使うときには cloud.sagemath.com, Word・Excellのたぐいはめったに使わないので,(どうしても必要なら)Windowsのパソコンを使う.

液晶ディスプレイが11インチで,やや小さく感じる(ベゼルが太いこともあるかもしれない).また,最近のラップトップやタブレット端末の,高輝度・高精細の液晶ディスプレイと比べると見劣りがして,視野角も狭く,値段相応である.

さらに,日本国内では正式に発売されていないので,並行輸入品を購入することになる(最近,Dellなどが国内でも販売するようになった).

こういったpros and consを考慮して使えば,非常に使いでのある端末だと思う.1週間ほど使って,良い買い物だったと思う.


2013年9月27日金曜日

amsalphaでの文献表にURLを表示させる

個人用の数学メモをLaTeXで作成していて,文献は別に文献ファイルをbibtexで作成している.論文,書籍の書誌情報は,MathSciNetからbibtex形式でダウンロードできる.

メモの参照文献一覧は,amsalphaの形式にしているが,不満はURLが表示されないことである.DOIのURLが表示されれば,dviファイル(やPDFファイル)のURLをクリックすると当該論文にアクセスできて便利である.

次のようにすれば良い.手っ取り早く,amsalpha.bstを書き換え(追記し)てしまうことにする.

以下末尾までを例えば zz.txt というファイルに書き込み,amsalpha.bst と同じディレクトリに置いて,

> cp amsalpha.bst amsalpha.bst.bak # 念の為バックアップを作る
> patch < zz.txt

とする(行頭の > はプロンプトのつもり.ドルマークにするとMathJaxが処理してしまうので).これで amsalpha.bst が書き換えられたので,後はいつもどおりに platex, pbibtex で文書を作成すれば良い.bibtexのデータにurlがあれば,それが参考文献欄に印字されるはずである.

DOIを経由して論文雑誌にアクセスする以外に,例えば arXiv から入手したプレプリントならそのURLを,あるいは,Dropbox においたファイルならばそのファイルのURLを貼るなど(DropboxのFAQ「リンクの取得」を参照),応用があると思う.

追記(2013/09/28):

  • 前提として,プリアンブルでの usepackage{url} が必要です
  • ほとんど同じ修正を施した,amsplain-url.bst というファイルが公開されているようです


*** /usr/share/texlive/texmf-dist/bibtex/bst/amscls/amsalpha.bst        2009-09-11 02:11:21.000000000 +0900
--- ./amsalpha.bst      2013-09-27 17:47:45.000000000 +0900
***************
*** 106,111 ****
--- 106,112 ----
      series
      title
      type
+     url
      volume
      year
    }
***************
*** 728,733 ****
--- 729,745 ----
    " \cite{" * crossref * "}" *
  }

+ %% format.url
+ FUNCTION {format.url}
+ { url empty$
+     { "" }
+     {
+       "\url{" url * "}" *
+     }
+   if$
+ }
+
+
  %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

  % The main functions for each entry type.
***************
*** 750,755 ****
--- 762,768 ----
    if$
    format.language *
    note output
+   format.url output
    fin.entry
  }

***************
*** 777,782 ****
--- 790,796 ----
    format.date "year" output.check
    format.language *
    note output
+   format.url output
    fin.entry
  }

***************
*** 788,793 ****
--- 802,808 ----
    address output
    format.date output
    note output
+   format.url output
    fin.entry
  }

***************
*** 817,822 ****
--- 832,838 ----
    format.date "year" output.check
    format.language *
    note output
+   format.url output
    fin.entry
  }

***************
*** 838,843 ****
--- 854,860 ----
    note output
    format.book.pages output
    format.language *
+   format.url output
    fin.entry
  }

***************
*** 858,863 ****
--- 875,881 ----
    note output
    format.book.pages output
    format.language *
+   format.url output
    fin.entry
  }

***************
*** 889,894 ****
--- 907,913 ----

2013年3月14日木曜日

Google Reader廃止

Googleはときどき,自社が提供するサービスに大なたを振るうのだが,今回はGoogle ReaderというRSSリーダの提供を,7月1日付けで打ち切るという.

しかし,ここでRSSリーダが何かという説明はせず,というのは,知っている・使っている人には無用だろうし,始めて聞く人には簡単には説明しづらいので.私は愛用していたので,ちょっと困った事態になった.TwitterのTime lineを見ているとそういう人が大勢いるように見えるが,そういう人たちを集めて自らが作ったTLだからそう見えるのである.

代替サービスを提供するというところも幾つかあるようで(Feedly,Flipboard),時間のあるうちに探しておきたい.RSSリーダではなく,recommendサービスも最近注目を集めていて(Mynd Daily,Gunosy),興味を持っている.

しかし,一方でRSSは既に古くなった仕組みだとも言える.例えば,WordpressでホストされているBlogでは,記事とコメントのRSSを独立に提供していることがおおい.本当なら,記事とコメント,さらにその記事に言及したSNSへの投稿などが重畳されたフィードが欲しい.また,自分で登録したフィードだけでなく,興味を持ちそうな記事の推薦など(上述のrecommend service)もあって欲しい.これからはそういった仕組みが開発され普及していくべきだろう.

2012年11月28日水曜日

推薦

推薦入試業務の為,快晴の青空の下を,小学生よりも早い時間に出勤.寒い.

持ち場がまた廊下のひときわ寒いところで,石油ストーブはあるが,それに面している膝や太ももだけがじりじりと熱くなり,他は月の裏側のように,冷蔵庫の片隅にに忘れらたキュウリのように(クリシェ),しんしんと冷えている.比較的短時間ですんだのが救い.

後は控えに回れば良かったので,いつものように昼食を挟んで,午後は作文をしたりプログラムをいじったり,音大の金管楽器専攻の推薦入試は喇叭推薦なのだろうかと考えたり.意図したように動かない,と相談を受けたプログラムが,なぜ意図したように動かないのか原因が分からず,削りに削って3行程度にしても動かない.

結局,ライブラリの初期化関数に与えるパラメタが小さすぎるのが原因だったのだが,そんなことに思い至るにはかなりな想像力が必要だと思った(実際にはデバッグ版のライブラリをコンパイルして,gdbで追い詰めた).開発陣に報告したところ,バグだったらしい.すぐに直ったようだ.

2012年10月4日木曜日

rm -rf / tmp/* をやってみた

Unix互換OSが通常運用に供されているとき, # sudo rm -rf / tmp/* したらどうなるのか?という疑問があって,これはそもそも # sudo rm -rf /tmp/* の間違いなのだが,おおむね大災害がもたらされる,であろうと予測する.

で,やってみたのが以下の動画である(全画面でご覧頂くのが良いと思う).


これは私が普段使っている環境なのだが,VMWare Workstation上の仮想マシンであり,普段使っている仮想マシンのコピーを取って,実験してみたのである.画面のキャプチャも,簡単にできる.初めの1分ほどをカットし,また吹き出しを入れるなどの編集は,Youtubeの上で行った.

2012年10月3日水曜日

待ち人来たらず

昨日の(火曜日の)講義で,それぞれクイズを幾つか出して,A4用紙に解答して貰った.講義の際にはほぼ毎回やってもらい,理解度を測るとともに出席状況も調べる.ただし,出席は成績に加味しない旨は明言してある.(出席で分かるのは,決まった時間に決まった場所に現れることができる,という事で,これは数学の講義の成績に反映させる能力ではないように思う.)

昼休み,保険の外交の人が飛び込み営業に来室.しかしチラシを渡されるタイミングで,結構です,と宣言しお引き取り頂いた.そして10分ほどしてから,再び同じ人が来室.再びチラシを渡そうとするので,「先ほどもお見えでしたよ?」というと,本当に驚いたように,あれ!そうでしたね!!という感じで退散していった.

2度目も,あまりにも自然に振る舞うので,私が間違えているのかと思った.

というようなことをTwitterでつぶやいていたら,毎回「先ほどもお見えでしたよ?」と言えば良いと入れ知恵を頂く.私以外の人は皆賢い.

水曜午後はオフィスアワーにしてあるので,クイズの解答を確認しながら,待つともなしに待つ.ついでに,普段使っているデスクトップのOSを更新してみる.Ubuntuなのだが,12.04.1になった.12.10が間もなくでるそうだが…….

気候が良いので,ふらふらと散歩に行きたいが,我慢.

しかし結局誰も現れないまま,夕方になるのだった.

2012年7月31日火曜日

Sageのハンズオンセミナ

学生有志の数名を対象に,Sageのハンズオンセミナを開いてみた.

事前に,Oracle VirtualBox, Microsoft Windows用のSage, その他ドキュメント類(Sage Days in Japanの際の資料や,Sage for newbiesの横田さんによる邦訳)などをDVDに焼いておく.Microsoft Windows上でSageを使うことについては,黒木玄さんの「Windows 7 ユーザーが数式処理ソフト Sage を使い始める方法」の頁も大変参考になるのでよく読んでおく.

最初に,Sageとは何か,と言った座学.15分ほど.preziが使いたかっただけではないのか,などと言ってはいけない.



ラップトップを持ち込んだ人が1名,他は,こちらで用意した少し時代がかったデスクトップ(Pentium 4, Windows XP).

まずVirtualBoxをインストールする.ほぼ問題ない.次いで,Sageの仮想マシンをVirtualBoxに登録する.VirtualBoxを起動すると,左側に白いペインが現れるので,そこにドラッグ&ドロップするだけである.しかし結構待たされる(数分~10分近い).

しばらく待たされた後で,Sageの仮想マシンを起動する.仮想マシン内でブラウザが起動し,Sageのノートブックの画面になる.しかし日本語キーボードが想定されていないなど不都合な点があるのでそれはそのまま置いておき,ホストのWindows側でブラウザを起動して,http://localhost:8000 にアクセスすると,仮想マシン側で実行されているSageのノートブックが見える.ここまでも特に問題なし.

試しにワークシートを一枚アップロードしてみると,IEでjsmathの処理をするのが大変時間がかかる,と言う問題に遭遇した.なので,Windows側にFirefoxやChromeなどを導入しておくべきである.ここまでで約90分.

次の90分は,http://www.sagenb.org/ を使えるようになることを目的とする.以前はユーザ名とパスワードで,すぐに新規アカウントが作成できた.しかし,現在は違うようだ.GoogleなどのOpenIDプロバイダにアカウントがあれば,そちらからログインすることでアカウントが作成されるようになった.

学生の方の何人かがAndroid携帯を持っていて,特に苦労なくそちらにひもづけられたアカウントからsagenbにログインしていた.

今回はSageそのものを使って数学をするという所までは行かなかった(行かないだろうと思っていた).とにかく,ローカルな環境にせよ,sagenbのようなリモート側での環境にしろ,Sageを使えるようになるところまで,実習した.

次回以降(があるのか?)は何かしら具体的な計算をしてみたい.

2012年7月26日木曜日

ランダムドット

暑さの応える毎日,皆様いかがお過ごしでしょうか.富山は今日も35度を超えたそうです.1ヶ月予報によると,平年並みもしくは高い,確率がどちらも40%だそうな.

子供たちも夏休みに入り,元気をもてあましている.プールに行ったりしているようで,家人が朝方支度をしていた.




大学の生協で,今月いっぱい,裳華房と共立出版の本が15%引きである.ためつすがめつしていたが,結局「トランジスタ技術 2012年 08月号 [雑誌]」を買ってきてしまう.

MicrosoftのKinectの原理を解析し,プロジェクタとUSBカメラで同様のもの,つまり,深度情報を持ったカラー画像をえられるカメラ,を再現するという特集記事が大変に面白い.

プロジェクタから,ランダムドットパターンを投影し,それをUSBカメラで撮影する.元のドットパターンと,カメラで撮影した投影像との自己相関関数を算出する.自己相関関数のピークが得られるのは,元のドットパターンがどれだけずれた所か,が分かると,三角測量の原理で対象までの距離が分かる,という感じである.

ランダムな模様を凝視すると,立体像が見えるという絵が以前流行ったことがあるが,あれも同様の原理だったのではないかと思う.計算するのが灰色の脳味噌になるが.

2012年7月8日日曜日

催し物・採点・arduino

午前中,某催し物へ家族で繰り出す.子供たちは,マジックショーを見たり,ソフトクリームが食べられたりして満足したようだ.口が回るようになってきて大変かしましい.

明日の授業の時に返却できるように,先週の月曜日に実施した中間試験の採点に精を出す.でたらめ・当てずっぽうを書かないように何度か指導したのが効いたのか,1度目の中間試験よりはだいぶ読めるようになっている.しかし今回は計算問題も出したので,過程を追跡するのが手間である.

夕方になって済んだので,気晴らしの散歩がてら,パーツ屋さんへ出向く.1階はパソコンやさん,2階が電子部品を扱っているお店.少し意外なことに,Arduino UnoやEthernet Shield, 「Arduinoをはじめようキット」などの扱いを始めていた.AtmelのAVRマイコンもある.

Arduinoは,オープンソースハードウェアの一つで,AtmelのAVRマイコン(CPUコアに,メモリコントローラ,外部メモリコントローラ,メモリ,外部バスコントローラ,AD/DAなどを一つのLSIにパックしたもの)を,PCとの接続用のUSB端子,外部接続用のピンヘッダなどとともに,6センチ×7センチほどの基板にまとめたものである.

更に,Arduino上で実行されるプログラムは,PC(Microsoft Windows/Apple MacOS X/LinuxなどUnix互換OS)で作成するが,そのための開発環境もフリーソフトウェアとして公開されている.プログラミング言語はC言語に似せてはあるが,メモリ管理などはうまく省いた,易しいものである.

手軽にフィジカルコンピューティング(モータやLEDを駆動したり,可変抵抗・CdSセルなど各種センサから入力を読み取ったり)が出来る環境を作れるので,非常に人気がある.

通販があるからArduinoを手に入れることは簡単だが,実店舗での扱いがあれば手を出してみる人が増えるかもしれない.私もご祝儀で,「Arduino イーサネットシールド」を購入した.Arduinoでネットワーク越しのプログラミングが楽しめるというものである.

2012年6月30日土曜日

6月末

とりとめなく生きているうちに6月ももう終わるのだった.

記憶を遡って書き足すのは後日するとして,Sageをblogに埋め込むというのを試してみた:Demonstration of Sage Embedded Blog

Sageというのは,freeなソフトウェアとして開発が進められている数式処理系である.プロジェクトを率いているのが数論幾何の研究者なので,非常に高度な数学が実装されている一方で,気軽に試せる現代的な処理系でもある.

SageとLaTeXを組み合わせて使うことも出来る.LaTeXのソースの中にSageのコード片を埋め込んでおき,Sage, pdfLaTeXで処理すれば,コード片がSageで実行され,その結果に置換されたPDFができあがるというものである.私が講義で配布したものをdropboxで公開している. ソースコード一式もフォルダ毎公開しているのでご参考まで.

今回,上記の別blogで試してみたのは,同じように,Sageのコード片をblogに埋め込める,という感じのものである.ご興味のある方はお試し頂きたい.