2012年7月8日日曜日

催し物・採点・arduino

午前中,某催し物へ家族で繰り出す.子供たちは,マジックショーを見たり,ソフトクリームが食べられたりして満足したようだ.口が回るようになってきて大変かしましい.

明日の授業の時に返却できるように,先週の月曜日に実施した中間試験の採点に精を出す.でたらめ・当てずっぽうを書かないように何度か指導したのが効いたのか,1度目の中間試験よりはだいぶ読めるようになっている.しかし今回は計算問題も出したので,過程を追跡するのが手間である.

夕方になって済んだので,気晴らしの散歩がてら,パーツ屋さんへ出向く.1階はパソコンやさん,2階が電子部品を扱っているお店.少し意外なことに,Arduino UnoやEthernet Shield, 「Arduinoをはじめようキット」などの扱いを始めていた.AtmelのAVRマイコンもある.

Arduinoは,オープンソースハードウェアの一つで,AtmelのAVRマイコン(CPUコアに,メモリコントローラ,外部メモリコントローラ,メモリ,外部バスコントローラ,AD/DAなどを一つのLSIにパックしたもの)を,PCとの接続用のUSB端子,外部接続用のピンヘッダなどとともに,6センチ×7センチほどの基板にまとめたものである.

更に,Arduino上で実行されるプログラムは,PC(Microsoft Windows/Apple MacOS X/LinuxなどUnix互換OS)で作成するが,そのための開発環境もフリーソフトウェアとして公開されている.プログラミング言語はC言語に似せてはあるが,メモリ管理などはうまく省いた,易しいものである.

手軽にフィジカルコンピューティング(モータやLEDを駆動したり,可変抵抗・CdSセルなど各種センサから入力を読み取ったり)が出来る環境を作れるので,非常に人気がある.

通販があるからArduinoを手に入れることは簡単だが,実店舗での扱いがあれば手を出してみる人が増えるかもしれない.私もご祝儀で,「Arduino イーサネットシールド」を購入した.Arduinoでネットワーク越しのプログラミングが楽しめるというものである.

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