小テストの解答の仕方について,ふつうの日本語を書くように,つまり,何がどうしたのか,その理由は何なのか,等々が読み取れるように書きましょう,答案を読む人への手紙だと思って書きましょう,というようなお話をした.
数学についての日本語を書くに当たっては,結城浩さんの「数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)」をお勧めする,という話もしたが,上のようなことならむしろ,数学ガールの秘密のノート第3回,連立方程式のアピール,のほうが近かったかもしれない.
さらに,同氏の「数学ガール (数学ガールシリーズ 1)」とその一連の続巻も,本格的な数学の本である事,また,ちくま学芸文庫は,数学や物理の本格的な本がたくさん揃っている不思議なシリーズなので,それぞれ見かけたらぜひ手に取ってみるように,と勧めておいた.
終わって,小テストをソートして出欠を集計するところまで済ませて,学内のカフェに脱出した.居室は蒸し暑いが,ここなら空調が効いているのである.ちょっと数値計算の続きをする.
午後のM2ゼミは,スピーカ氏の都合で翌日へ延期されたので,さらに自分の仕事の続き.
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