2008年7月24日木曜日

水曜日だけど月曜日:自然と情報の数理・方程式論の700年

月曜日が海の日でお休みだったので、水曜日が月曜の時間割。今回の自然と情報の数理では、方程式論を取り上げた。

2つの円錐曲線の交点として、3次、4次方程式の解が得られるというのは、12~13世紀のイスラム数学者に知られていた。これは現代の目で見ても興味深い事実。

一方で、解の公式が発見されるのは16世紀。更に、方程式を解くというのがどういうことなのかが詳細に検討され(ラグランジュ)、群論の萌芽へとつながる。そしてアーベルとガロアによる決定的な結果がもたらされる。実際には、その仕事が広く理解されるようになるまでもう少し時間がかかるのだが、その辺は割愛。


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