数学が現代の社会で役に立っているという実例の一つとして、現代の暗号を取り上げることにした。話の構成はありきたりだが、シーザー暗号、頻度解析、ヴィジュネル暗号、公開鍵暗号といったところ。
ヴィジュネル暗号の解読法を、バベッジ(階差機関や解析機関の人)が編み出していたという話は大変面白い。
今回のネタ本は、定番ながら、サイモン・シンの「暗号解読 上巻 (1) (新潮文庫 シ 37-2)」、「暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)」。包括的に、しかも内容にも踏み込んでいて、大変読ませる。未読の方にはお勧めです。
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