2008年5月14日水曜日

火曜日の授業:大学院講義と4年生ゼミ

午前中の大学院講義は、主に中国式剰余定理(これをCRTと略すのはどのくらいポピュラーなのか?)。これでEuler関数の乗法性も従う。ついで体の乗法群の有限部分群は巡回群という主張に入り、証明の途中で時間切れ。次回は証明を完結させて、平方剰余や冪剰余、相互法則の証明などやって、初等数論は終わりにしたい。でも五月中はこれで目一杯かも。

午後の4年生ゼミでは、群が導入され、群の集合への作用、商集合を定義。GL(2,Z)の無理数への一次分数変換での作用と連分数展開とのかかわりの話。

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