終了後,家族と合流して昼食.30分ほど歩いて移動してきたせいか,チェーン店でも美味しく食べた.空腹は最上のソースだ.
午後は,週末からこちらに来ている親族とのんびりとすごす.子供たちは大喜びでまとわりついている.私は隙間の時間を見て,山内 マリコ ,「ここは退屈迎えに来て」を読んでいた.
作者は富山出身の方だそうで,書店にも「富山をイメージして書きました」というような自筆とおぼしきポップが出ていた.そこここで,具体的な場面が想像ができる.東京へ出て,そして地元に戻った女性たちの……ちょっと留保がつくのだが,ともかく……視点で,地方都市の空気を叙述した短編連作,個々の作品には緩いつながりがある.面白いか,といわれると,どうかなぁ,というところだけど,こういう感じ方を言葉にしてくれる人を喜ぶ人がいる,と言うことはよく分かった.
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