2012年7月9日月曜日

線形代数は難しい

月曜と火曜は線形代数の授業がある(週2コマで,半期4単位の講義).前期も今月いっぱいで,終盤である.

終わりの方になれば,当然お話もそれなりに込み入ってきて,聴いている皆さんにはなかなか難しいのだろうなぁ,と言うぐらいの想像はつく.想像ではなくて,昨日書いたように中間試験などもしているので,それは観測されるわけである.
(今日は複素内積空間でのスペクトル定理などの話だった.ちょうど↓のあたり:



教科書は↑の,S. Axler, Linear Algebra Done Right, UTM, Springerなのである.)

難しいなりに,食らいついてくる気概があればそれは頼もしいかぎりだが,皆がそうだというわけでもない.なにか興味を引き起こす手立てがあれば良いのだが.

そんなときの魔法の言葉は,「ゲーミフィケーション」だろうか(あ,まじめに言っているわけではありません.おふざけです).




素因数分解をゲームに仕立てたものらしい.私はi何とかを持っていないので実物は見たことないですが.線形代数をゲームに仕立ててくれる人はおりませんか.

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